呉江の魅力
<長江デルタに於けるチャンスとチャレンジ>

~呉江市トップ徐明、北京大学でのスピーチ概要~

2010年3月3日、全人大代表である呉江市書記徐明は北京大学に招かれ、北京大学をはじめ、北京地区「985」(注)という大学の学生に「呉江の魅力――長江デルタに於けるチャンスとチャレンジ」のスピーチをした。 (注)「985」大学とは、1998年5月に国家から21世紀に向けて世界で一流大学を作るように中国の38ヵ所の実力ある大学を選別し、重点的に支援対象となった。その中には北京大学、清華大学、上海復旦大学、南京大学などが入っています。 なお、中国呉江市のような中小都市のトップが北京大学でスピーチすることは全国で初めのことと思われます。スピーチ内容のポイントは次の通り

徐明:我が呉江市は昨年の冬に北京地区「985」大学の就職指導センターの責任者などを呉江市に招いた。当時は私と皆様の約束があり、今年春に全人大が開催する時に北京大学の学生達が呉江市をより良く理解するために自ら当市を紹介します。

呉江市は人材の導入を特別に重視しています。なぜなら、当市の発展の中に天の時(改革開放の好時期)、地の利(上海と蘇州との隣接)、人の和(当市民全体の忍耐強い努力)です。但し、我々の未来の発展のために不足しているのは人材だと強く感じます。従って「985」大学は国家級大学の代表でもあり、つまり、我が国の優秀な人材はここに集中し、特に北京大学や清華大学などです。我々は毎年この「985」大学の学生を招聘しています。本日、この大勢の学生達が会場を訪れ、私は皆様に呉江市を説明させていただきます。

1.呉江市の観光スローガンは「千年水天堂、楽園新呉江」の最適居住都市

 皆様がご存じのように水のあるところは住み易いところです。住み易い所は神様がくれたもので、我々にとって良い条件が揃っています。呉江市は太湖に面し、東太湖の岸辺は50キロで、この2年間に太湖の総合整備を実施し、養魚施設は大部分ガ撤去され、また湖底の浚渫も実施され、自然の太湖の姿を回復しつつあります。

2.呉江市から上海虹橋空港まで30分

 当市の東は上海に連接、虹橋空港まで約45キロ、その北側は蘇州に隣接し、今年末には蘇州 電車が着工後、当市の市役所から蘇州市の中心部まで僅か20分しかありません。実は上海、南京、杭州の長江デルタ地区における当市はその中央部分にあたります。土地提供は比較的に余裕があります。

3.呉江市は国家衛生都市、全国模範都市、国家生態都市など国家級称号を獲得

 市内の同里鎮は呉江市より知名度が高く、実は同里鎮は当市に存在しているとても美しい町で1999年末に蘇州古典庭園と一緒に世界文化遺産に登録されました。現在の戸籍人口は約80万人、また外来人口は約70万人で、ほとんど半々の割合となり、受入が容易で開放的な都市です。10数年以来連続的に全国中小都市実力ベスト100の10位以内を確保、昨年は第5位。土地面積は全国の0.012%、人口は0.006%を占め、但し、GDP国内総生産は0.26%、を占めます。

4.呉江市の主力産業はシルク紡績と電子、それぞれGDPの1/3

 一つはシルク紡績業で、シルク製造は全国の1/8、その他の織物は1/6、年生産の布は100億メートル、全世界一人当り一着の衣服に相当します。もう一つは電子産業です。呉江市で1台の携帯電話又はパソコンを調達する際に全ての部品が揃っています。現在新しい省エネルギーのLED方面に展開しています。電子産業の集積地区です。また、光ケーブルの地元のブランド品は全国の1/5を占め、国家級光ケーブル工程技術センターも当市にあります。機械設備産業も比較的強く、例えばエレベータ生産量は全国の1/4に達しています。現在我々の電器業者と国際メーカーと比べて大きな差はありません。価格は外国のブランド品の75%程度です。その上、当市のミシンと紡績機械はみんな当市のGDPの5%超の支柱産業となっています。

5.最近、いくつの新興産業が比較的目覚ましく発展

 一つは新エネルギー(太陽光発電)以前の電子部品メーカーは現在ほとんど太陽光発電と電池に転換してきています。また、LED、省エネルギーの分野にも転換してきました。金融危機以来、経済ショックもやや大きな影響があり、輸出も低下しました。この2年間開発区内の大部分の企業は、上記の産業分野に転換しました。また、新素材、膜技術、高分子滲透膜など新しい産業へ進出しています。更に、バイオ、医薬、食品加工もやや発展しつつあります。地理上の利便性により、その上豊富な水資源と水質に恵まれていることがあるかもしれません。

6.大都市の周辺の起業し易い都市

 主な製造業は発達しています。それにより、コスト低減も可能となります。例えば、上海がニューヨークであれば、呉江市は隣のニュージャージーである。呉江市で起業する雰囲気は非常に強く、市政府の運営もルール通りであり、もし誰かが起業したいと思う時には誰にも良い条件を提供します。我々の民営経済が現在年間売上高は何百億元にも達する企業もいくつかあります。民営企業の経済に占める割合は全市工業生産高の58%であり、この中で、5社が上場しています。また、今年は2~3社の上場が予定されています。全市のハイテク技術産業は42.7%を占め、これも我々の自慢です。同時に世界500ベスト強の企業の中で日立、フォルクスワーゲンなど十数社の外資企業が呉江市に進出しました。

7.人材発展戦略が最も重要

 現在、当市は多くの大学との連携があり、例えば、北京大学、清華大学、浙江大学など、2008年から「985」大学の優秀な学生を招聘し、市の関係機構に配属しました。統計によると有名大学を卒業すると、みんな北京や上海の大都会に就職したいとのことです。大都会に接する呉江市は勿論、吸引力はあると思います。それで「985」大学に声をかけます。昨年は約100名の人材を採用しましたが、希望者は2000名でした。今年も続けたいと思います。未来の呉江市発展の原点は優秀な人材です。もし、優秀な人材が呉江市企業で仕事をする場合は、呉江市で不動産を買う時には市政府が資金面で支援します。企業側が不動産購入の申込みを出せば、市政府と企業のそれぞれは半々の比率(現在は市政府45000元、企業側も同額で計90000元)を差し上げます。当市の不動産価格はやや低いです。70平米で30万元程度です。基本的に銀行へ自分で支払う分を市政府と企業から提供されたこととなります。現在660名がこの支援政策を受けています。今度、もっと早く、もっと多くの人材を呉江市で暮し易くするために続けてゆきます。北京や上海で暮らすのは給料が高くても生活の支出と部屋代は高いです。当市の優遇政策を運用し、多くの優秀人材が呉江市で生活すると楽になるはずです。

 

 以上簡単ですが、「百聞は一見にしかず」の通り、皆様が呉江市に来てどうぞ見聞してください。

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